今週に入って一段と朝晩が寒くなりました。さらに空気も乾燥しています。どうぞ喉を乾燥させないようお気をつけてくださいね。
先日、ノルンを最近卒業した患者さんから「無事に生まれました!」との嬉しいご連絡をいただきました。ママも赤ちゃんも元気そう。本当に良かった!
最近出産のご連絡をいただく患者さんは、今年の春、まさに感染症が増えてきたころに移植をするかどうか悩んだ皆さんです。
今年の春、感染症の流行をふまえ、学会からも体外受精を控えるような通達が出されました。そして病院も移植を自粛することを提案していました。
そんな中でノルンに通われている皆さんも当時とても悩んでいました。
しばらく妊活を中断する方。採卵は継続して移植はしばらく様子をみる方。そして悩んだ末にすべて継続する方・・・。
現在妊娠後期に入り出産を控えているノルンの患者さん達は、そんな覚悟を決めて妊活を続けた皆さんです。
実際、妊娠中の通院ではご主人の同伴もできないし、いわゆる「父親学級」なども中止していました。また出産当日もパパは立ち会えなかったようです。
そんな非日常の妊娠と出産。やはり不自由なことや悩ましいことも色々ありました。
でも無事に赤ちゃんと会えて本当に幸せいっぱい。満足そうなご報告でした。
今年の春もそうでしたが、今も私は強く妊活を勧められる立場でも状況でもありません。
私ができること。それは、私が得ている情報や知識、そして現時点での各病院のスタンス、さらに妊娠後に通うことになる産院の現在の状況など客観的な情報を伝えることです。
そして皆さんの希望に合わせて、きめ細やかな治療を心がけています。
その上で、実際に妊活を続行していくかどうか判断するのは、やはり
皆さんたち自身です。
少しでも安心できる環境で妊娠を継続し、産院を選び、そして無事に出産を迎えられるよう、ノルンも日々心がけています。
この非日常に妊活を頑張った皆さんが無事に子宝に恵まれ、幸せいっぱいとなれますよう、これからもノルンは皆さんと二人三脚で頑張っていきます。
またこの非日常の中、これから妊活を始める皆さん。それぞれの不安や悩みもあるかと思います。
実際に今年妊活を頑張って笑顔になれた皆さんの経験を通じて、私から話ができることがたくさんあります。どうぞお気軽にご相談くださいね