先ほど帰られた患者さんは、40代半ばを迎えています。でも最近うまくいっていて、現在早期胚を2つ凍結中。ただいまピルを飲み終わり、生理まち。この勢いに乗って、12月に今年もう一回!!採卵予定です。
40代半ばを過ぎても、他の方に比べてよい状態を保っています。そこで質問してみました。
私「おうちのお灸はどのくらいの間隔でしているの?」
患者さん「ほぼ毎日です!」
私「すごい! 背中側は自分で出来ないけれど、ご主人さんが毎日してくれるの?」
患者さん「ほぼ毎日してくれます! 私のほうが眠くて、さぼりそうになるくらいですよ(笑)」
ノルンでは家庭でもお灸ができるように、治療のあとにシルシをつけて、おうちでお灸することを勧めています。でも「週に3回くらい、一日おきくらい頑張ってみてね」とお願いしています。これでも十分に効果がでることは確認しています。
しかし、40代半ばをすぎると、卵巣も子宮も徐々に疲れてきてしまい、卵が取れなかったり、凍結まで至らなかったりすることが増えてきます。
これは年齢的に仕方のないことだと考えていたけれど、40代半ば以降の患者さんには、「可能なら、毎日お灸を家でしてみて。今よりも結果がさらに良くなるかもしれないから、試してみて」と伝えてみようかな。
もう少しのコツコツが、さらに卵をスクスク育てるかもしれないな。
家でたったの5分で出来ることだけど、コツコツは簡単じゃない。でも、ピカピカの卵に出会う可能性が増えるなら、試す価値はありそうです。
今年もあと1か月。もうひと頑張り。今年もうひとつ! ピカピカの卵がとれますように!!