めっきり寒くなってきましたね。朝に布団から出たくない~。布団でもじもじしているうちに、もう出勤時刻! こりゃ朝ご飯たべてる時間ないか~。ま、いいか・・・。
いやいや、よくないんですよ。朝ご飯をぬいてしまうと、子宝に遠ざかること、科学が証明してきています。
今までも「朝食は大事。一日の活力」みたいに経験上いわれていましたが、最近の研究で朝ご飯の重要性が解明されてきているのです。
朝食をぬくと、脂肪やタンパク質の代謝、解毒作用など様々な機能に関わっている内臓―肝臓の体内時計が4時間遅れることが研究でわかってきました。つまり、朝ご飯を食べていないと仕事を始める9時になっても体は「まだ5時。動き出さなくていいや」と勘違いしてしまうのです。
肝臓は「朝ご飯が入ってくるまでは、なるべく無駄にエネルギーを使わないようにしよう」と考えます。さらに、なるべく脂肪を蓄えてエネルギーを保存しておこうと考えます。
つまり、なるべくエネルギーを使わずに太らせておき、体温を下げて乗り切ろうと「省エネモード」を維持し続けるのです。
ですから、一日のカロリー摂取量が同じでも朝ご飯を食べないと、脂肪がつきやすく、体が冷えやすく、血行も悪く、「半冬眠状態」の体質となるようです。
朝食をぬいて体内時計がずれれば連動してホルモンバランスや自律神経もくずれてきます。「半冬眠状態」の時間が増えれば、体中の血行が悪い時間も増えますし、低体温状態の時間も増えます。子宮・卵巣の活動も省エネモードとなり、子宝からどんどん遠ざかっていきます。
朝おきるだけでは私たちの体は本当には目覚めないようです。体内時計も4時間も遅れっぱなし。体を元気に目覚めさせ、子宝に近づくためにもこの秋からきちんと朝ご飯生活!を心がけてみてくださいね。また一歩、子宝に近づきますよ!!