あっという間に2月も終わりそうですね。
そして3月。花粉症シーズンでくしゃみしているうちに、あっという間に4月になりそう。
4月になったら、本当に不妊治療が保険適用になっているのかな?
そして体外受精の助成金は終了してしまうのかな??
現在、不妊治療専門病院にとっては、保険制度の詳細が決まらないと作れない院内システムだったり、スタッフの教育だったり、どうしたらいいのかと困っていることでしょう。
そもそも多種多様な患者さんの体外受精などのケースに間違いなく実施できるのか??想像しただけでも気の毒に思ってしまいます。
すでに病院によっては、「保険適用を当院は導入しません」と表明し始めているようです。
これらの病院は、今まで通りのクオリティーを維持するために現行の治療方法を継続したいのでしょう。
皆さんもおおよそ想像できているとは思いますが、保険適用の医療というのは、「スタンダードな医療をスタンダードな値段で提供するから保険が使える」というものです。
だから、例えば歯医者さんで保険の虫歯治療をすると、保険がきく方法で治療をして、保険がきく詰め物をしておしまい。なのです。
だけど、それでは歯の寿命が不安だったり、見た目や使い心地が気に入らなかったりする患者さんがいます。
そこで実費を支払ってでも良い治療と詰め物をお願いして、満足のいく治療をするわけです。
これらの状況が不妊治療にも今後おこってくると想像されます。
保険でできる体外受精は薬の種類や方法も限られていて、きめ細やかには対応できない。体外受精の入門編。
一報、今まで通りに実費で行なう体外受精は、患者さんそれぞれに細かく対応して、薬もスケジュールも制限なく、治療方法もベストをつくせる。体外受精のオーダーメイド版。
これに加えて、保険の体外受精をベースに実費のオプション治療や薬がオーダーできる、ハイブリッド版も加わるかもしれません。
しかも今まで受給されていた不妊治療の助成金もなくなってしまえば、保険を使わない体外受精はさらに高額に感じられるようになるでしょう。
とりあえず体外受精をトライしてみたい、と考える方々にはハードルが下がるでしょうが、高い技術と結果が期待できる体外受精は割高になるかもしれません。
これからもノルンにこられる皆さんそれぞれの状況やご希望に応じて、良いアドバイスができるよう情報収集に努めていきます。
ところで、もともと43歳未満を対象に支払われていた不妊治療助成金が、現在45歳未満まで支払われるようになっています。
コロナ感染予防などを理由に妊活を中断していた方々を支えるのが目的のようです。
様々な条件もあるようですが、今年45歳になる方も助成金を請求できるケースがあります。
もともと43歳を超えていたために調べていなかった方々は、今一度チェックしてみてくださいね。少しでも助成金が受け取れるかもしれません。
3月31日が締め切りになっている自治体が多いと思いますので、気になる方はどうぞチェックしてみてください。
皆さんが一日も早く笑顔になれますよう、ノルンはこれからも皆さんと二人三脚で歩んでまいります。
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本当に4月には不妊治療・体外受精が保険適用になっているのかな??
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