すっかり朝晩が寒くなりました。
妊活にとっても血行不良は大敵です。
ノルンでは妊娠力をパワーアップさせるため、骨盤の血流を改善させるエクササイズや家庭のお灸をお伝えしています。
ますます差がついてくる季節となりました。二人三脚で頑張っていきましょうね。
そこで今回は、寒い季節に相性の良いお灸についてです。
話は少し変わりますが、最近患者さんからも「よもぎ蒸しが妊活に良いみたい??」などの話が聞こえてきます。
よもぎ蒸しは、薬草を煎じた蒸気によって皮膚や粘膜からその成分を吸収させながら温める韓国の民間療法です。
よもぎは、血行を良くしたり、炎症を抑えたり、身体をリラックスさせたり、胃腸を整えたり、免疫力を高めたりと、様々な効能があります。
この蒸気を身体に浴びる民間療法が、よもぎ蒸しです。
よもぎは日本でも古来から万能の薬草として、戦時て飲んで胃腸を整えたり、皮膚に貼り付けて消毒したり炎症を抑えたりと使われてきました。
また、よもぎに含まれるオイル成分 チネオールは、燃焼することで皮膚や鼻から血流へと吸収されます。
これが痛みを和らげたり、脳に働きかけて気持ちをリラックスさせたりします。
実はお灸の「もぐさ」もよもぎの葉の繊維から作られているのです。
だからお灸をすることで、皮膚からチネオールが浸透するだけでなく、鼻から成分が吸収され脳をリラックスさせます。
脳がホルモンや自律神経を通じて、子宮や卵巣を調整しています。
お灸のツボ刺激に加えて、チネオール成分が脳のストレスを緩和し、子宮や卵巣を良い状態へと導きます。
もちろんよもぎは血行促進作用も強いので、効果的なツボにお灸をすることは冬場の血行改善に強い味方となります。
この冬もお灸を通じて、もぐさパワーを充分に活用して妊娠力を高めていきましょう。
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なお、参考までに今までのブログでお灸に触れたものを以下に添付します。
どうぞお時間のある時にお灸パワーを感じてみてくださいね。